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自宅でのお預かりサービスをはじめたきっかけ

更新日:2022年10月2日

みなさま、こんにちは!2nd House代表の西本です。

8月は旅行や帰省される方が多く、当店にもたくさんのわんちゃんが来てくださいました。どのわんちゃんも当店での時間を楽しく穏やかに過ごしつつ、飼い主さんの帰りを楽しみにまっていました。

この姿がたまらなく可愛いんですね。毎度ありがとうございます。


今日はお預かりサービスをはじめたきっかけについて少しお話できたらと思います。

まず、当店では2つ目に安心できる場所でありたいという想いのもと、

自宅の一室でのお預かりサービスを完全予約、1日限定3頭までというこだわりをもって展開させて頂ているのはご存じでしょうか。


ホテル利用のお客様とサロン利用のお客様の目的は分かれやすいのですが、実は普段通いなれている場所で、どちらも必要な時にご利用いただけるようにと、お預かりサービスに加えてサロンのサービスをはじめました。


お預かりサービスは、私西本がメインで担当。

サロンはご存じの通り、ベテラントリマ―の横山が担当させて頂いております。

横山は専門学校を卒業しており、有資格者ですのでその道うん十年のベテランですが、私は民間企業で営業職や人事職などに従事していた経歴ですので、この業界とは程遠いところで仕事をしてきました。


そんな私がなぜ2nd Houseをはじめることになったのか。

もちろんわんちゃんが大好きだからですが、

もっとも大きなきっかけは、当時仕事に没頭していた私は、

高校生の時に実家で迎え入れ、結婚と当時に東京へ連れてきた愛犬の最後に間に合わなかったという辛い経験をし、その償いの気持ちもあってボランティア活動で【預かりさん】を始めたことだと思います。


ボランティア活動に参加させて頂くことで、毎日、私たちの知らぬところで多くのわんちゃんや猫ちゃんが悲しい思いをしている現実を目の当たりにしました。

当時、愛犬の最後を助けてあげられなかった私は、

それに報いるかのように預かりさんの活動に励みました。

そのころ、私は責任ある立場で、毎日残業という日々を送っておりましたので、休みの日を使っての活動は大変ではありましたが、愛犬への罪悪感で押しつぶされそうになっていた私にとって、保護犬の新しい家族探しの活動は、自分の傷をいやすことにもつながっていたと思います。


少し悲しい思いをしてきたわんちゃんを一時的に預かり、

コミュニケションをとって信頼関係を築く。


でも里親にはなるわけではないため、

そこはきちんと理解しながら、里親さんに手をあげてくれた方が

家族として迎え入れやすいよう、なるべくトイレトレーニングをしたり、人間に対しての恐怖心がなくなるように温かく接する。


そんな毎日を送った経験の中で、今の当店のお預かりサ-ビスの基本スタイルができたような気がします。





私が愛犬を失うことになった当時は、こういったサービスの存在を知らず利用を考えたことがなかったのですが、(主人の実家にたまに預けていた程度で長い時間お留守番をさせていました)当時の私が、家の近くに留守の間気軽にお願いできるこういったサービスがあれば、あんなにさみしい最後を愛犬が迎えることはなかったのではないかと思った次第です。


とはいえ、その経験の後すぐにはじめたわけではなく、

その後の自分のワークスタイルの変化や様々な経験、

お客様からの熱いリクエストにお応えする形で2nd House設立を決意し、今に至ります。


預かりサービスをご利用されるお客様の目的として最も多いのは、

「旅行や帰省のため長期で預かってほしい」ですが、


実はこのサービスを展開している私たちとしては、

毎日の留守番がとっても長い場合や、わんちゃんの様子がいつもと違うような気がする、けれども病院へ入院するほどではなく、念のため誰かにみておいてほしい、

などの場合にも親戚に気軽に頼むような感覚で、当店を利用してほしいという想いもございます。


本来、完全予約制ではございますが、このような緊急時は、

ご連絡頂ければ可能な範囲で最大限対応させて頂きます。


以前よくショートステイをご利用頂いていたAくんは、

お母さまのお仕事がかわり、ひとりで長く留守をしなければならなくなり、


①Aくんが心配であること

②ストレスでお部屋でいたずらをしてしまい危険ということ


などを考慮して、ご家族が協力してどうしても埋められない数時間や曜日を私の方で預からせて頂いておりました。

お部屋が散らかってしまうぐらいであれば、片づければよいのですが、テ―ブルの上にあったモノを誤飲してしまった、など事故が起こってからでは遅いのです。


また、先日ですが、ご夫婦で近くの体育館での試合を観戦するため、その間預かってほしいという方がご利用くださいました。

数時間のことですからお留守番もできたとは思うのですが、何かしらの不安があられたのか、大事をとってのご相談です。

ご予算のこともございますし、心配しすぎて私たちの生活の行動範囲が狭まってしまうことも違うかと思いますが、「ちょっと今日は不安だ」」と思ったそのような日は、

是非お気軽にご連絡くだされば幸いです。

(お預かり中、様子が急変した場合は、病院へお連れすることも可能です)


このように長期のホテル利用としてのお預けだけでなく、ショ-トステイもうまくご利用いただいて愛するわんちゃんと楽しく安心して毎日を過ごして頂くお手伝いができれば幸いです。





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